「還元率60%」「高還元率」という言葉、ふるさと納税の特集記事やサイトでよく見かけますよね。
でも、どうやって計算しているの? 信頼できる数字なの?と疑問に思ったことはありませんか?
このページでは、還元率の基本やウレトクでの計算方法、還元率を参考にする上での注意点などを解説します!
📊 還元率とは?
還元率とは、ふるさと納税の返礼品がどれくらいお得かを示す指標です。
還元率を見ることで「寄付した金額に対して、どれくらいの価値がある商品をもらえるか」がわかりやすくなります。
- 寄付額10,000円で市販価格6,000円だった場合⇒還元率は60%
- 寄付額15,000円で市販価格9,000円だった場合⇒還元率は60%
還元率が高いほど「お得度が高い商品」と言えます!
🧮 ウレトクの還元率計算方法
ウレトクでは、以下のシンプルな計算式を採用しています。
還元率の計算式
還元率(%) = 市販価格 ÷ 寄付額 × 100
寄付額が15,000円、市販価格が9,000円だった場合
還元率=9,000円 ÷ 15,000円 × 100 = 60%
寄付額が12,000円、市販価格が6,000円だった場合
還元率=6,000円 ÷ 12,000円 × 100 = 50%
例1と例2が同じ種類の商品だった場合、例1の方が還元率が高く、お得です!
💰 実質お得額の考え方
実際にいくらお得かをチェックすることでも、お得な商品かを判断できます。
まずは、ふるさと納税の「実質負担2,000円」というルールを知っておきましょう。
実質負担2,000円とは?
控除上限額の範囲内で寄付をすれば、寄付額から2,000円を引いた金額が、翌年の所得税・住民税から控除(還付)されます。
つまり、普段支払っている所得税や住民税を前払いしていることになるため、実質的な自己負担は2,000円だけというルールです。
実質お得額の計算
実質お得額 = 市販価格 – 2,000円
寄付額が15,000円、市販価格が9,000円だった場合
実質お得額=9,000円 – 2,000円 = 7,000円
寄付額が10,000円、市販価格が5,000円だった場合
実質お得額=5,000円 – 2,000円 = 3,000円
🔍 市販価格の調査方法
ウレトクでは、透明性を重視しています。

メジャーなECサイトで市販価格を調査し、安心して還元率やお得額を参考にしてもらえるようにしています!
調査基準
1️⃣主要なECサイトで市販価格を調査
いつ調査したのかや、どのECサイトの市販価格かを明記します。
詳しい調査方法は後ほどご説明します。
2️⃣送料込みの価格を採用
実際に購入する際の総額に近くなるように、送料も含めた価格で計算します。
🛒 主要なECサイトで市販価格を調査
市販価格が記載してあっても「なぜその価格なの?」という疑問が出ちゃいますよね。
ウレトクでは、しっかりと基準を決めて市販価格を調べていますので、安心して還元率やお得額を参考にしてください!
調査対象のECサイト
以下の主要なECサイトを調査対象としています。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
価格の選定基準
調査対象の3サイトの中で、最も安い価格を採用します。
主要なECサイトの最安値を市販価格とすることで、還元率やお得額が高めにならないので「思ったよりお得じゃないな…」といったガッカリを回避できます。
全て送料込み、税込みでの計算です。
- Amazonが6,500円
- 楽天市場が6,000円
- Yahoo!ショッピングが6,300円
この場合、最安値である楽天市場の6,000円を採用します。
※何年何月時点の価格なのかや、どのECサイトの価格なのかを明記します
同一商品が見つからない場合
もし、市販の商品で完全に同じ商品が見つからない場合は、同容量、同等品質の類似商品で市販価格を調査します。
もちろん、類似商品で市販価格を調査した旨を明記します!
市販価格のアップデート
商品の価格って、値上がりしたり値下がりしたりしますよね?
「いつの市販価格なんだろう…」とか「今の市販価格よりも高くない?」とか、お得を調べたいのに、情報があっているのかも調べないといけないのはすっごく手間です。
ウレトクでは、定期的に市販価格の再調査を行って、大きな変動があった場合は記事を更新しますのでご安心ください!
また、市販価格が何年何月時点のものかも明記しますので、価格データが古すぎないかどうかもチェックできます。



定期的に価格を再調査していますが、リアルタイムの価格とは異なる場合がありますので、予めご了承ください!
🚚 送料込みの価格を採用
ウレトクでは、調査対象のECサイトで送料がかかる場合、東京都への配送料を基準に計算しています。
東京都は人口が多いことから、多くの方の実感値に近くなり、一般的な基準としてわかりやすいためです。
そのため、北海道・沖縄・離島など、送料が高い地域にお住まいの方は、実際の市販価格がウレトクの調査価格より高くなる可能性があります。
その場合は、還元率が実際にはさらに高い(よりお得)ということになりますので、ご安心ください!
※送料無料で販売されている場合は、その価格をそのまま採用しています
❓ よくある質問
- 総務省のルールで「返礼品は3割以下」なのに、還元率が30%を超えるのはなぜ?
-
総務省が定める「3割ルール」は、自治体が返礼品を調達する際の仕入れ値を基準にしています。
一方、ウレトクの還元率は市販価格を基準にしているため、30%を超えることがあります。
例寄付額が10,000円で市販価格が6,000円の場合、還元率は60%になります。
ただ、自治体の仕入れ値が3,000円であれば総務省のルール「返礼品は3割以下」を満たしているので、問題はありません。
- なぜ「実質還元率」ではなく「実質お得額」なの?
-
実質負担2,000円で割って計算すると、還元率が数百〜数千%になってしまい、お得な目安として参考にならなくなってしまうためです。
例寄付額10,000円で市販価格6,000円の場合、市販価格での還元率は60%ですが、実質還元率は300%になってしまい、比較しにくくなってしまいます。
- 還元率はずっと同じですか?
-
いいえ、市販価格は変動するため、還元率も変わる可能性があります。
ウレトクでは定期的に市販価格を再調査し、大きな変動があった場合は記事を更新しています。
いつ時点の市販価格かを商品ごとに明記していますので、チェックしてくださいね!
⚠️ 還元率を見る際の注意点
1️⃣還元率だけで選ばない
還元率が高くても、自分やペットに合わない商品だと、お得じゃなくなってしまいます。
例えば以下のようなポイントをチェックして、商品を選びましょう!
- 愛犬、愛猫の好みに合うか
- アレルギー成分は含まれていないか
- 消費期限内に使い切れるか
- 本当に必要なものか
2️⃣ 総務省ルールとの関係
2019年6月から、返礼品の調達費用は寄付額の3割以下、募集に要する費用の総額は寄付額の5割以下というルールが適用されています(総務省:ふるさと納税に係る指定制度について)
つまり、還元率が理論上約50%を大きく超える返礼品は少なくなっています。
逆に、還元率が極端に高い場合は、市販価格の調査に誤りがある可能性もあるため、慎重に判断しましょう。



主要なECサイトは、商品の需要が高まっているときに販売価格が高騰するときがあります。
3️⃣上限額を必ず確認
控除上限額を超えた寄付は自己負担になります。
お得に利用するために、現在の寄付総額や控除上限額を事前に確認しましょう!
🎁 ウレトクが大切にしていること
ウレトクでは「嬉しい!」という感情を大切にしています。
還元率は確かに大切な指標ですが、数字だけではなく、
- その返礼品を見つけた瞬間のワクワク
- 届いたときの嬉しさ
- 愛犬・愛猫が喜ぶ姿
こうした 「嬉しい」体験こそが、ふるさと納税の本当の魅力だと考えています。
だからこそ、還元率の計算は明確で透明に。
そして、皆さんが安心してお得な返礼品を見つけられるよう、丁寧に情報をお届けします。
📌 まとめ
✅ 還元率 = 市販価格 ÷ 寄付額 × 100
✅ 実質お得額 = 市販価格 – 2,000円
✅ 総務省の「3割ルール」は仕入れ値基準、還元率は市販価格基準
✅ 還元率は市販価格の変動で変わる可能性がある
✅ 控除上限額を必ず事前に確認しよう
還元率の見方がわかったら、早速ウレトクな商品を探しましょう!
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※本サイトで表記している還元率は、ウレトクが独自に調査・計算したものです。各自治体から公式発表されたものではありませんので、あらかじめご了承ください。
最終更新日:2025年10月15日